〇 尖閣諸島写真集、寄稿した本の情報
■ 尖閣研究 尖閣諸島学術調査等写真画像資料集ー概要報告
尖閣諸島文献資料編纂会より 2010年8月刊
本編纂会が調査活動していく中で、学術調査メンバーが撮った写真を見せてもらった。尖閣の自然、天空を乱舞する海鳥、固有種希少種の動植物、調査光景等々だった。
これら貴重な写真は、個々バラバラに所持され、散逸が危惧され、とりまとめが緊要とされた。
このようなことから、本書は、「(財)おきぎんふるさと創生基金」の助成を得て、関係者の協力で、学術調査関係の写真をとりまとめ編さんした。
初の試みと諸般の事情もあって、掲載写真400枚ほどに止まり、刊行部数も僅かとなった。
全体を網羅した「尖閣諸島総合写真集」づくりは、今後の大きな課題である。
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■ 沖縄大学地域研究所叢書「尖閣諸島と沖縄―時代に翻弄される島
の歴史と自然」に寄稿
芙蓉書房出版より 2010年8月刊
本書は、「尖閣諸島と沖縄」をテーマとした3回にわたる沖縄大学土曜教養講座と石垣市で開催された同移動市民大学の全記録である。
第一部 琉球と中国、琉球と日本
― 近代の波濤にさらされる東アジア
第二部 近代の洗礼を受ける沖縄の漁業
― 尖閣諸島への出漁と領土編入
第三部 日本・中国・台湾
― 東アジアの狭間に浮かぶ沖縄が目指す先には
第四部 アホウドリの住む島で
― 時代に翻弄される島のこれから
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■ 国際広報用「尖閣諸島写真資料集」(日英文併記)編纂製作
外務省広報文化外交戦略課より 2014年3月刊
2012年9月尖閣国有化以降、中国は尖閣海域へ公船を派遣し、国際社会に対し自国領土とのプロパガンダを強めつつあった。
そのような状況下で、外務省から委託され、わが国の国際広報用に編纂製作したのが本写真資料集である。
本書には、先の学術写真集をベースにし、島の自然、生物、学術調査、漁業等々について、日英両文で解説した写真1400余枚を掲載した。
これら写真は、「尖閣はわが国領土」との歴史的事実を一目瞭然に示してくれる。
本書を世界各国へ配布し、情報発信すれば、大きな力を発揮し、中国の欺瞞を打ち破るのは明白である。
加えて、本写真集は国内随所にも配布すれば、尖閣問題に対する認識は高まり、国民世論の形成に大きく寄与すると考える。
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■ 「季刊 日本主義」に寄稿 「尖閣諸島民俗誌」に連載、
㈱白揚社より 2014年3月~2016年9月刊
「季刊 日本主義」誌に、9回連載された。
① 中国史書で綴る琉球諸島往還素描
② 西洋人が記した尖閣
③ 琉球処分と1885年の尖閣諸島調査
④ 領土編入以前の民間人の進出(上)
⑤ 領土編入以前の民間人の進出(下)
⑥ 古賀辰四郎の尖閣諸島開拓
⑦ 寄留商人・古賀辰四郎の肖像
⑧ 漁場としての尖閣の位置づけ―台湾の場合
⑨ 同上―沖縄及び日本本土の場合
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